昨日に引き続きプリエのこと
何がプリエの良し悪しを決めるんでしょ?
一般的に言われていることがありますよね!なんとなく知っている人は多いのではないでしょうか?
つま先の方向と膝の方向を合わせて曲げるということ!細かく言うと、膝の方向は足の中指に向かっていくと良いですよ。
そのためには、床についている足の裏が安定していることが1番大事です。
木でいえば足の裏は根っこのようなものですから揺れてはいけないのですね
じゃーどうしたら良いのかな?
これもよく言う話ですが、足の裏の3点つまり、親指の付け根・小指の付け根・踵を均等に床に押し付けて立つと良いのです。
足の形は人によって様々ですから、多少の違いはあるかもしれませんが、
コチラの図のように足裏の3点を意識して床に足を置いてみたら良いです。
ここで、気を付けないといけないのはですね~
まず、自分の足を見てみてくださいね。踵の上には下腿部(膝から下の部分)の骨が乗っているんです。
膝を伸ばして立っている時は下腿部の柱は真っすぐに立っているから何も考えなくても踵は踏めてます。
でも、膝を曲げると下腿部の柱は角度が付いて倒れてきますから意識しないと浮いてきてしまうのです。
はがれやすくなるって言ったら良いのかな
更にターンアウトが加わると、股関節をキープした状態をしっかりと保っていないと小指の付け根が離れやすくなります。
これが非常に危ない‼
何だってそうだけれど、1回やそこらやったって怪我には繋がらないです。何度も繰り返したり、早い動きになったりした時に痛めるのです。
ある日突然膝が痛い! な~んて事になるわけです・・・ 脅すわけではないですが、痛みは突然始まるんですよ!
だから、私たちがレッスンをするときには膝の方向と足先の方向を必ずチェックします。子供も大人も誰でも‼特に子供は骨が軟骨の部分が多いですからより気を付けなくてはならないのです。
無理なターンアウトは御法度です
踊ることは楽しい~!
だから長く、痛くない身体で踊ってほしい!
きれいに踊ることは大事ですけど、その前にアライメント(身体のバランス)が大事なんです。
逆に、アライメントが整っていると美しくなるのです♪