「上体の引き上げ」とか「背中の伸び」とかありますが、
どうしたら そうなるでしょうか?
という 話題でした。(2/18)
*******************************************
実際に働いているのは
腹筋と背筋のアイソメトリック※なバランス。
※等尺性筋収縮
長さが同じなのに収縮するってどうゆうこと・・・?
*******************************************
☆今回が最後のまとめ☆
身体を単純な模型で考えましょう。
最も適していると思うのが
「曲がるストロー」
曲がる部分に注目
小さなヒダヒダがジャバラになっています。
その ヒダの一つ一つが動くことで
ストローはいろいろな方向に曲がることができます。
では、このジャバラを めいっぱい引っ張って全部伸ばしてください
全部を伸ばすと真っ直ぐで長くなります。
曲がる余裕や隙がなくなりますよね
肝心なのは ここから です
上下に引っ張ったこのエネルギー
ずっとなくしては いけません。
ずっとにしていないと
ふとしたときにまた 自由な方向に曲がっていきます。
それがジャバラの性質です。
全部を引っ張って、もうこれ以上は伸びなくなっても
ずっとし続ける
この時が
等尺性筋収縮
で頑張っている時。
その間 エネルギーが働いているから 多少疲れるのは仕方がない
さて、では~
上体の引き上げで、担当部署はどこでしょう??
膝さんは直接は関係ありません。
直接関係しているのは 胴体 の部分
胴体の柱である 背骨は まさに ストローの形をしています。
それに関わっている筋肉
細かく知りたい方は右の図を参照
(出典 石井直方・左明・山口典孝「筋肉のしくみ・はたらき事典」西東社 出版)
大事なポイントは
たとえ 見た目の身長が変わっていなくても
ずっと ずーっと ひたすら を働かせ続ける
ということですよ。
・・・ついて これたかな??
【佐藤 茜】