さて、7回目のテーマ・・・
1回目~6回目まで身体の使い方を細かくやってきたので、ここらでちょっと踊り方のお話をさせていただきたいと思いますよ
振付をする時、音楽に合わせて振付するんですよ。それくらいわかってるさ
そうね・・・音楽のリズムに合わせるという事がまず1番でしょ~
じゃね、踊りにアクセントをつけて踊ってみて
ん~ じゃさ、ツーステップやってみましょうか?(バレエではシャッセね・・・)
ツーステップ~♪ ツーステップ~♪ ランララン♪ ランララン♪
動き始めると楽しいから、どんどん足が前に進んでしまいますよね
ではカウントに直してみますよ
ツーステップ~♪ ツーステップ~♪ ランララン♪ ランララン♪
1&2~♪ 3&4~♪ 5&6~♪ 7&8~♪ 足は右左右~♪ 左右左~♪ 右左右~♪ 左右左~♪ ですね。
一つのツーステップの動きは2カウントで出来ていますね?
これをなんでも良いですがお手持ちの音楽に合わせてステップ踏んでみてくださいね
出来ましたか? ジャズダンス経験者はきっと 「ヘっ!出来るさ!」 って思うはず・・・てかそうだよね~知ってるさ、誰だって・・・くらいポピュラーな王道のステップです!
じゃ、1と3と5と7にアクセント付けてステップ踏んでみてくださいな
アクセント・・・これ踊るときとても大事ですよ これがないとノペーーーとした抑揚のない踊りになってしまいます。
では、どうやってアクセントをつけましょうか?
間違えても足音大きくすればなんて考えないでくださいね!下の住人からクレームが来るか、床が壊れるかあなたの足が壊れるか・・・アブナイアブナイ
プリエ(膝を曲げる事・・厳密にはそう簡単な動きではないのですが形としてはお膝を曲げることです。ですが、形でなくて動きですからその辺注意です!)
そう、プリエをしてアクセントをつけてみてください。
上のアクセントと書いてあるカウントのところで大きめに膝を曲げて床を押し返すように伸びあがるのです!PUSH!PUSH!
そうすることで、動きにアップダウンが付きますよね?
それが動きのアクセントになります! ほとんど同じ高さでツーステップを行ったときとプリエをアクセントにして行うのではかなリ動きの大きさが違って見えるのがわかると思います。
プリエをアクセントにしてというのはわかりやすく言うと、少し深めに曲げるという事です。
その分筋肉使うし大変なのは重々承知なのですが、是非やってみてほしい!
何故なら、これは踊りを大きく踊るという事につながっているからです。
大きく踊るのと、身体が大きいのは全く違います
だから身長なんて関係なーい年齢だって関係なーい性別だって関係なーい のです・・・
大きく踊る為には高低差を付ける事がまずは1番だと思います。(こればっかりじゃないですけどね。まずはここから・・・)
一番高いところは大体決まってますよね~ ルルベ(かかとを上げて背伸びしたところ)が一番高い身長になりますね?!(ジャンプはここでは除きます。床に足が着いていて、の話です)
では一番低いところは??
うつ伏せ・・・ちがーーーーう!!
仰向け・・・おい!! 冗談はここまで・・・スミマセン・・・
立っていて・・・の話です。そしてすぐに体重移動できるところであることが大事です。
無理して低くプリエをしたって次に他のステップなどで動けなかったらなんにも意味もありませんから~
低く出来る場所を探してみてください。もちろん上半身も付けて低くする必要があります。これは筋力使うし個人差もありますから、最初は無理のないところでどうぞ!
私の高低差はこの位かな
はルルベして両手も上に挙げているのでこれがMAX!
低いポーズを取っています。コントラクションも付いていて、これ以上低くすると形が崩れるし床を押せないのでこの位だな~
皆さんもちょっと試してみてくださいな♪
低いポーズは(何度も言うけど)この後踊れないとダメなのよ~
ただ低くすることだけ考えないでくださいね。の形から、ジャンプ出来たりルルベ出来たり片足にもなれるだけの床押しの事をお忘れなくです!
振付って、スタジオのレッスンの時ってそう長くはないけれど、発表会などでは3分以上は大体あるのですよ・・・
だから、1回だけ出来ていれば良いわけではないのです。常に大きく動くためには、踊る為の筋肉をつけていかなければなりませんよ
さて、スタジオでレッスンする時には何をしなければならないかわかりましたよね~?
ではまた