何だか今年は台風が多いな~
と、言ってはみたものの去年の事はもう覚えてない・・・ なのに・・・
台風が多いな~いやそんな気がする・・・
1年経つとすっかり忘れてしまっています。
さてと
今回も下半身かな( ^ω^)・・・ 【前回のジャズダンス踊ろうよ!3】ではパドブレについてお話させていただきましたよ♪
パラレルの形を保ったままパドブレを踏むのよ~!
パラレル(6番ポジション)だからって股関節グラグラの状態じゃ怪我するよ~!
つまり~プリエの時につま先(一般的には足の人差し指)と膝の方向が合っていないとダメなのですよ
ちょっとぐらい、いいじゃん?
ぜーったい、ぜったい、絶対 ダメ!!!
膝のじん帯(関節同士をつなぐベルトのようなものです)が少しずつ伸びてしまいます。
それに、本来曲がるべき方じゃない方向に関節を曲げることを続けていけば膝関節のクッション材になっている半月板が削れてしまうかも??
脅かしているのではないの・・・ 1回だけだったらまだ良いけどね、何時間も同じ使い方していたらすり減るさ・・・
上流にある大きな岩が下流に流れ着いたときには小石になっているように。(表現大げさだけど、時間をかけてすり減らしているようなものだから・・・怪我ってね、ある日突然痛くなるのよ~こわっ!)
だから、何が正しくて何が間違いか?という事を教える方や、習っている生徒さん達こそ知っていなくてはなりません
生徒さんに押し付けているわけではないのですよ。 だって、一人で練習する事あるでしょ? その時に正しい知識があることは怪我をするリスクを下げますよね。
冷静に~冷静に~ ね!
色々ブツブツ言っちゃったけど、そういう事をふまえてステップの練習してほしいのです
さて、では今日は横の動きについて
反復横跳びって皆さん多分1度や2度はやったことありますよね~??
線が引いてあって縦に3本だったかな?その線を踏まないように右に移動してまた左に移動して・・・を繰り返すやつ
こんな風にジャズダンスでも横に移動する時にこのような足の使い方をします。
ステップの代表格ツーステップ(バレエの動きではシャッセが近い)がこの動きになります。
でもね、足は反復横跳びと同じなんだけど、上半身は進行方向に身体をツイストしています。
(ここではジャズダンス独特の動きを取り上げています。バレエのシャッセの様に真っすぐ動くこともあります。)
つまり、下半身は進行方向に向かって横を向いているけれども上半身は進行方向にツイストされているって訳です。
形が決まるまで何度も練習しないと身体に入ってこないかも。
まして、宇宙が出来てないと内またでステップしちゃうことも多いようです。
左の写真が横にツーステップの移動中。上半身は進行方向を向いていて下半身は正面(膝を見てもらうとわかりやすいかも)向き。
右の写真がそれを正面から見たもの。上半身と下半身が90度向いている方向なのがわかりますね?
このように上半身を90度ツイストして脚はパラレルという動かし方はジャズダンス特有なのではないでしょうか?
このスタンスの時も同様、動かす足にしっかりと重心を乗せて床を押していますよ!
身体をねじっているからこそ、押している脚の力が弱いと膝もねじれて不安定になりやすいです。
進む方向と脚の向きが違うってなかなか身体に入ってこないかもしれないけれど、しっかり練習してみてください。
実はこのツイストのスタンスこればっかりではなく色々なステップに発展します。
このアライメントの状態で身体を倒したり、片足になったり、ジャンプしたり、足を上げることだってあるのです。
このツイストスタンスの身体のアライメントをしっかりと身体の宇宙に取り入れておいてくださいませ
注意点としてはウエストからしっかりとツイストするという事です。
決して腕や肩の力を使ってツイストしているわけではありませんので 気を付けてくださいね。肩でツイストすると背中がつりそうになります・・・
くれぐれも膝とつま先の方向がずれませんようにお願いいたします。
ジャズダンスだって、色々分析しながら身体を使うってことを考えてやれば奥が深いんだ・・・
バレエと同じで身体のコアが大事なんです・・・
上達するヒントは何故出来たのか?どうしたら出来るようになるのか?その都度きちんとケリをつける事・・・
その時にすぐわかることもあるし、わからないこともあるけれども・・・
踊ったー楽しかった♪ それも良し! でも大人だったらもう一つ踏み込んでみようよーって私は思います。
どんな習い事だって、上達したいって思うでしょ??
もちろん私もその一員です だからこそ おとなダンサーを応援したいと思っているのです
ではまた来週